解決型コンサルティングにおいて、答えの選択肢を色で例えると「白」か「黒」の2択しか存在しないということはあり得ません。常に答えは「白」と「黒」が混じり合った「灰色」であることが多いです(法律的にグレーゾーンという意味ではありません)。そしてその白と黒の割合が、事案Aの場合は白69%黒31%の解決策、事案Bの場合は白49%黒51%の解決策というようにケースによって1%単位で変わってきます。クライアントの課題に合わせてこのベストな割合を見つけてご提案するのが私たちの使命であり、私たちはこの割合を 「Reality(現実)」と「Ideal(理想)」の間と呼んでいます。
クライアントの課題を解決するためには、クライアントが喜ぶような安易な青写真を描いても意味がありません。最先端のこのツールを導入すれば理論上こんなに大きなメリットがある、と説いてもそれを使いこなせなければ絵に描いた餅で終わります。一方で、昨今のインターネットの発展、資金調達のハードル低下、働き方改革の影響もあり、起業はもう珍しいものではなく、一つのサービスが世に出ればその数ヶ月後には同業他社が乱立しているような時代です。つまり、企業は情報に敏感であり、常に変化・成長を求めなければ淘汰されていってしまいます。
だからこそ私たちは、理想的になりすぎず、かつ現状維持にならないような、確実に一歩前進できる価値のあるご提案を提供できる企業でありたいと考えております。